バーム・リンク

ヴォーカル・コンサート Vol.2 
花のうた 光のひびき 春のおんがく 

木村能里子門下生 合同リサイタル

2025年4月6日(日) 開演14時

 会場 ドルチェ楽器アートホール大阪

大阪・梅田各駅から徒歩7分

入場料 1000円 

バーム・リンクとは

バームリンクは、年輪を重ねるように年齢に関係なく生涯、音楽を愛し、楽しみ、声楽を学び続け自己成長していくヴォーカルグループです。木村能里子先生門下生で結成。「Baum」の意味は木、樹木、年輪など。音楽の繋がりがリンクしてどんどん広がりますように。

ご挨拶
木村能里子

昨年の春に始まった音楽の集い、バーム・リンクのヴォーカルコンサートが2回目を迎えました。
着実に進化していくメンバーの皆さんの声と音楽に触れるたびに、

こんなにも楽しく嬉しい時を一緒に過ごさせてもらえることへの感謝の気持ちでニコニコが止まりません。
それぞれの生活の中で起きるありとあらゆるハプニングやサプライズを乗り越え、歌うことをしっかりとルーティーンに落とし込み、自分と自分の声を見つめ音楽と向き合う姿勢は素晴らしくまっすぐで直向きです。

とても厳しかったこの冬を耐えて力を貯めてきたからたちが、桜が、すみれが、バラが、そしてたんぽぽがのびのびと音楽の庭に花開く4月の午後のひと時が今始まります。そしてその後は思い思いの楽曲をそれぞれどんな色合で歌い上げるのか、温かく見守ってくださると幸せです。

ここでアイヒェンドルフの詩を皆さまにお届けします。

Frühlingsnacht
Josefph von Eichendorff

Übern Garten durch die Lüfte Hört’ ich Wandervogel ziehen, Das bedeutet Frühlingsdüfte, Unten fängt‘s  schon
an zu blühen.

Jauchze möchte, möchte weinen,
Ist mir’s doch, als könnt’s nicht sein!
Alte Wunder wieder scheinen Mit dem Mondesglanz herein.

春の夜
ヨーゼフ・フォン・アイヒェンドルフ

庭の上の空を
渡り鳥が飛んでいくのが聞こえた
それは春の香りを運んでくる
そう、下ではもう花が咲き始めている

歓喜に叫びたい、そして泣きたい
まるで夢のようで、信じられない!
古い魔法が再び
月の光とともに蘇るんだ

今日こうしてまた皆様にお目にかかれた奇跡を言祝ぎ
来年の再会を願いつつ…

四月佳日

 

出演者

池田洋子

奈良教育大学中学校課程芸術科音楽卒業 教職につきましたが、家庭事情により渡豪。ホームシックになりそうな時には、ピアノや歌の先生を探して練習を再会することで、救われていました。帰国後、元気で楽しい木村先生の元、同門の方々からパワーをいただきながら、 支えになってくれた音楽を続けられることに感謝して、これからも歌っていきたいと思います。

内山貴美子

奈良教育大学中学校課程芸術科音楽卒業。子育て期間中は声楽から遠ざかっていたが、木村能里子先生と出会い練習を再開。声楽曲には馴染みの無い方にも耳馴染みの良い曲を選曲しましたので、気楽にお聞きになってくださいね。

門田眞知子

大阪音楽大学音楽学部声楽科卒業後、ヤマハ音楽教室、ハウスムジーク音楽教室の講師を20年務め、その後リッツ・カールトン、ハイアット・リージェンシー、ウェスティンホテルで10年間チャペル専属で歌う。 大阪フィルハーモニー合唱団を経て、現在第一合唱団副団長。 2つの女声合唱団とアンサンブル指導をしながら、木村能里子先生の門下生として、リサイタルに向かい挑戦中。 年齢を忘れがんばります! バウムリンクのメンバーとの共演が楽しみです。

榊本さん

榊本憲子

高校の時、合唱部に入ったことがきっかけで、 歌うことの喜びを知り、大阪音楽大学短期大 学部で声楽を学びました。仕事についてから は、声楽から離れていましたが、木村先生と の出会いを機に、練習を再開しました。先生 のレッスンはパワフルで楽しくて、毎回新し い発見があり、多くのことを学ばせていただ いています。習得するには、まだ時間がかか りそうですが、あせらずぼちぼち、楽しみな がら頑張ります!

四宮美幸

大阪音楽大学音楽学部声楽科卒業。四宮音楽教室主宰。地域に信頼される音楽教室として多くの子どもたちを指導している。また、イギリス発祥のバッチフラワーレメディ・バッチ財団登録プラクティショナーとしても活動。音楽とバッチフラワー、どちらも「心の癒し」という共通点を感じながら活動中。木村能里子先生の指導を受け、コンクールや演奏会に挑戦する中、音楽と向き合い成長できる喜びを実感♪介護施設でのボランティア演奏も開始。好きな言葉は「継続は力なり」

永安直子

学生の頃は合唱一筋、ずっと内声を担当していたので、初めて木村先生に発声をみていただいた時は、まさか自分が独唱の道に足を踏み入れるとは夢にも思っていませんでした。言葉やメロディを通してイメージや感情を表現することは、人間にのみ許された大切な生きる営みのひとつです。言葉を大切にしたい。今、フランス語を勉強中です。

星田2

星田華穂

3歳からピアノを習い始め、声楽よりピアノに力を入れていましたが、「声楽ならどこでも身体1つで練習がいつでもできるかも」という安易な思いで声楽練習を開始。木村先生に習い始めて、「自分は立派なアルト」と開眼。地声の歌に驚く人も多いようですが、これが「私なんだ」と自分に言い聞かせています。今も日本語教育に関わる仕事をしながら、空き時間をみつけて音楽に励んでいます。Never give up!

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藪田正子

子育てがひと段落した頃、音楽への憧れと情熱から大阪音楽大学短期大学部に入学し声楽を学び始めました。卒業後は木村先生にご指導いただき、楽しく勉強しています。 今年は声楽を学び始めて「10年」。私にとってメモリアルイヤーです。元看護師、保健師として働いていたので、誤嚥予防の体操を取り入れた交流型のボランティア演奏を月1回施設で行い、高齢の方々への健康維持向上のお手伝いをしています。音楽と共にある人生をこれからも楽しみたいと思っています。

ピアノ伴奏 吉田はるみ

個性豊かな歌い手たちの声の魅力、人の魅力、うたの魅力が、木村能里子先生の素晴らしいレッスンでどんどん花開いていくことに、いつも感動しております。 一期一会、vol.2でも色とりどりのステキな花がたくさん咲きますように♪          大阪音楽大学卒業。ケルン音楽大学大学院修了。ソロリサイタル、協奏曲、室内楽、オペラやダンス・演劇とのコラボ、現代音楽初演など国内外で活動。地元奈良では盲導犬育成チャリティや胎教コンサートも長年継続。「Trio Yuu」メンバーとしてジャンルを超えた音楽を追求。2024年11月木村能里子氏のリサイタルに共演。

ピアノ伴奏 竹内愛未

府立夕陽丘高校音楽科を経て、大阪音楽大学卒業。ソロ、室内楽を中心に、多岐に渡る構成で演奏活動を行い、学校公演、4世代が楽しめるコンサートなど幅広いジャンルとニーズに応える企画も好評を得ている。近年、木村先生、門下の方々との出会いから声楽の魅力の虜となり、自身も歌を始めるほどに。音楽を通した出会いで世界が広がっていく喜びを、それぞれの楽曲の素晴らしさを皆様にお届け出来たらと思います。

演奏曲目

◆池田洋子
♪ なぎさ / 朝岡真木子
♪すてきな春に  /小林秀雄
♪Nichts
 
 
◆内山貴美子
♪オペラ「ワリー」より「さようなら、ふるさとの家よ」 / カタラー二
♪ヨハネ受難曲より「私もまた喜ばしい足取りであなたについていきます」  / バッハ
♪野ばら  / シューベルト
♪からたちの花/山田耕作
 
◆門田眞知子
♪ひなの日は/中田喜直
♪三月のうた  /武満徹
♪ オペラ「友人フィリッツ」より「わずかな花を」/マスカーニ
♪ この星に生まれて /千原英喜
 
◆榊本憲子
♪オペラ「トスカ」より「歌に生き愛に生き」/プッチーニ
♪オペラ「ドン・ジョバンニ」より「恋人よ、さあこの薬で」
♪夢/トスティ
♪覚えているかいあの春を。。。/信長貴富 他
 
◆四宮美幸
♪たんぽぽ
♪あなたとわたし
♪ゆく春 /中田喜直 
♪オペラ「オテロ」より柳の歌 / ヴェルディ
♪ オペラ「ラ・ボエーム」より私の名はミミ/ プッチーニ
 
◆永安直子
♪蝶と花/ フォーレ
♪5月 / アーン
♪クロリスに/ アーン
♪もしも私の詩に翼があったなら/ アーン
 
◆星田華穂
♪月の光/フォーレ
♪陽はすでにガンジス川から/ スカルラッティ
♪4月の夜に・トスティ 
♪オペラ「グリセルダ」よりあなたが愛するという名誉のために/ボノンチーニ
 
◆藪田正子
♪ 愛のささやき/小林秀雄
♪ さくら横丁 / 中田善直
♪朝の歌/レオンカバッロ
♪すみれ/スカルㇻッティ
♪いとしい人よ/ジョルダー二
 
 
※当日のプログラムと演奏順は異なります。曲目は変更になることがございます。

ご来場の皆さまへ

  • 会場は自由席です。空いてているお席をご利用ください。
  • 演奏の録音・撮影は禁止です。

会場ご案内

ドルチェ楽器 大阪店、ドルチェ・アートホール Osaka 大阪市北区角田町2-7

JR大阪駅~御堂筋口改札を出てから右側(南口)に向かい、左(阪急百貨店側)に進みます。
そのまま阪急百貨店を通り抜けると、観覧車のあるビル(HEP)が見えてきます。
HEPとJR高架下のESTの間の道を進み、HEPの裏側まで進むと、左側に高架をくぐれるように道がありますので、左に曲がると、すぐ右手に見えてくるビルがドルチェ楽器です。